11/22㈬ 文化学園長野高等学校 表現指導 弁論大会①
11月22日、長野県高等学校弁論大会に出場する高校生に表現の指導をしました。 文化学園長野高等学校の先生が、私の所属する一般社団法人アナウンス発声協会EACOに依頼してくださって今回学校にお伺いすることになったのですが、実は先生は夏に総合教育センターで私の講座を受講してくださったと! ありがたいご縁で文化学園弁論部のみなさんとお会いすることになりました。弁論大会の参加要項を見ますと「論旨60点、表現40点、合計100点満点で採点」するとのこと。 表現の審査規定はこちら。
① 熱意を持ち、謙虚で誠実な態度であり、人格・個性と論旨がマッチしている。 ② 抑揚は正しく、発音は明瞭で、声量、強弱、速さ、間の置き方は適切である。 ③ 身振り手振りや表現が自然であり、聴衆一人ひとりに訴える姿勢がある。 ④ 聴衆を引き付け、聴衆とともに深い感銘を共有した。
これを読んで私は、「あなたらしい表現で熱意を持って伝える」ことが説得力につながると思いました。そして、そのための基礎となる部分が②です。
まずしっかり発声練習をして、実際に発表してもらいました。
みなさんの論文は頷けることばかりで、私もいろいろ考えさせられました。 だからこそ、それを声で伝える難しさも感じます。表現の仕方次第で、聞き手に伝わる度合いが変わってしまうからです。 せっかくのみなさんの考えが聞き手に100%伝わらなければもったいない。さらに言えば、表現の仕方次第では120%伝わることだってあるのです。
今回私がお伝えしたことをぜひ試してみてください。 試行錯誤することで、「あなたならではの説得力ある表現」が見えてくると思います。
みなさんのご健闘をお祈りしております!
草田 道代 ーKusada Michiyoー ・文部科学省認定社会教育士 ・青山学院大学学校教育法履修証明プログラム修了ワークショップデザイナー ・清泉女学院短期大学非常勤講師 ・佐久平女性大学アドバイザー ・一般社団法人アナウンス発声協会EACOプロジェクトメンバー ・元長野朝日放送アナウンサー 資格:中学校・高等学校教諭一種(国語) 所属:日本群読教育の会 おはなしネットワーク 日本対話型教育研究会
長野県高等学校弁論部の皆さまが、見事、最優秀賞・優秀賞・優良賞に輝いたそうです☆彡 おめでとうございます! ご報告は以下よりご覧いただけます。 弁論大会② https://eaco55.com/archives/1720